銀座【帯5821】城間栄順作 本紅型 縮緬地 染名古屋帯(落款入)
銀座【帯5821】城間栄順作 本紅型 縮緬地 染名古屋帯(落款入)
臙脂鼠色が近いでしょうか。灰みを強く含んだ鈍く落ち着いた赤紫系の縮緬地に、山々が連なる間に青海波のような逆巻く大波を置き、それぞれの山には枝垂れ桜や松が配された本紅型の染名古屋帯です。こちらは類似のものが19世紀の裂としても残る古典的な意匠で、今も紅型作品として目にすることの多いモチーフですが、基調に置かれた葡萄鼠や古代紫、薄鈍などシックなニュアンスカラーがモダンな洗練を感じさせる一点。所々から顔をのぞかせる臙脂色や藍色、鉄色など力のある彩りが、躍動感に富んだおおらかな景色に静かな華を添えていますね。こちらは現代の琉球紅型を代表する作り手さんの一人である城間栄順さんの作。高い技量が支える繊細な型、調和の取れた美しい色構成には、紅型の正統を継承しつつも、現代の着物シーンに綺麗に溶け込んでくれる、そんな城間さんらしい個性が光っています。紬や小紋などに合わせて、秋冬のお出かけにいかがでしょうか。




