銀座【着物4698】四代目上野眞作 縮緬地 訪問着 風景文(落款入)
銀座【着物4698】四代目上野眞作 縮緬地 訪問着 風景文(落款入)
霞色が近いでしょうか。灰みの強いごく淡い赤紫の縮緬地に、僅かに紫みを帯びたグレイで緩やかに場を取り、松や梅、桜に楓などの花木、橋に高楼、苫屋や網干など様々なモチーフが繊細優美な筆で表現された訪問着です。こちらは京友禅の名門・上野家の四代目として活躍なさる上野眞(二代目上野為二)さんの作品。この方は友禅染の技術で重要無形文化財保持者に認定された祖父 上野為二さんの作風を汲み、茶屋辻など典雅な風景を中心とする精緻な糸目友禅の作品を、究極の技術をもって世に出しておいでです。今回のご紹介はこの方の真骨頂とも言える、伝統的な茶屋辻の意匠が丹念に表現された贅沢な一枚。静かな青や緑、紫系の淡彩による控えめな色構成ながら、この方ならではの端正な筆から生まれる風趣豊かな景色には、心洗われるような清々しさ、そして高雅な存在感が光っていますね。どのような場面でも安心してお召しいただける、気品に満ちた正統派の社交着、ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。




