銀座【着物4743】二代目上野為二作 訪問着 銀鼠色 風景図(落款入)

銀座【着物4743】二代目上野為二作 訪問着 銀鼠色 風景図(落款入)

銀鼠色が近いでしょうか。仄かな青みを含んだ明るいグレイの地に、雲取りのようにほんのりと桜鼠色、砂州のようにやや黄みを抑えた麹色の場を置き、松に梅や楓、苫屋に垣、網干に小舟など水辺の風景が精緻な筆で丹念に写し出された訪問着です。遠近を印象付ける松の枝の表現が、景色に大きな奥行きを与えるお品。梅や楓などに所々添えられた美しい紅の色が、シックな彩りの世界に上品な女性らしさを運んでいますね。こちらは京友禅の名門・上野家の四代目として活躍なさる上野真(二代目上野為二)さんの作品。この方は友禅染の技術で重要無形文化財保持者に認定された祖父 上野為二さんの作風を汲み、茶屋辻など端正な風景を中心とする精緻な糸目友禅の作品を、究極の技術をもって世に出しておいでです。藍の差し色を効かせた心洗われるような静謐な景色が、気品香る典雅な存在感を見せてくれることと思います。どのような場面でも安心してお召しいただける正統派古典の格調高い優品、ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。名古屋三越さんの扱いです。