銀座【帯5940】山口良子作 首里織 名古屋帯(反端 証紙付)

銀座【帯5940】山口良子作 首里織 名古屋帯(反端 証紙付)

僅かに色みを薄めた露草色が近いでしょうか。明るく淡いブルーを背景に同系の濃淡色に白糸を組み合わせ、流れるような段絣に繊細な花織を重ねた首里織の名古屋帯です。こちらは首里織作家 山口良子さんの作。人間国宝 宮平初子さんに師事、2024年には県指定無形文化財「本場首里の織物」保持者の認定を受けた首里織の第一人者です。琉球王府の貴族や士族の衣服として洗練を極めた首里織はその技法も幅広く、花倉織に首里花織、道屯織や手縞、綾の中、総絣など様々ですが、今回のご紹介は絣の技法に精緻な花織を組み合わせた見事な構成の作品。左右から交互に重なりゆく漣のような絣の動き、立体的に浮かび上がる緯糸が引き立てる絹の光沢と彩りの美しさ…まさに沖縄の海と風を思わせる、心洗われるような清々しさに魅了されますね。国産の上質な絹糸から生まれる穏やかな光沢に爽やかな色が重なり、溶け合う澄み切った世界が、紬や小紋などの装いを気品豊かに引き立ててくれることと思います。ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。