銀座【帯5956】人間国宝 祝嶺恭子作 首里織 名古屋帯(反端 証紙付)

銀座【帯5956】人間国宝 祝嶺恭子作 首里織 名古屋帯(反端 証紙付)

絹鼠色が近いでしょうか。僅かに灰黄みを帯びたオフホワイト系の地に、精緻な経糸浮織による縞が整然と並べられた織名古屋帯です。こちらは 2023年に「首里の織物」で国重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された祝嶺恭子さんの作品。この方は国画会会員として多彩な作品を制作なさる傍ら、調査復元等の学究面でも高い成果を上げ、また沖縄県立芸術大学で教鞭を執り後進の育成にも長く取り組んでこられました。琉球王府の貴族や士族の衣服として洗練を極めた首里織はその種類も幅広く、花倉織・首里花織・道屯(ロートン)織・手縞・綾の中・総絣など様々ですが、今回のご紹介は首里道屯織の技法を用いた一点。藍墨茶色、滅紫色、葡萄染色を組み合わせ、両脇には杢糸の細縞を添えた端正なロートン織の景色には、男物の官衣とされたという織りらしい凛々しさが際立ち、工芸的な織り帯という枠を超えた高貴な格調が感じられますね。古い織物の再現なども手掛ける祝嶺さんの、熟練の技術と現代的な感性が創り出す逸品。琉球王朝文化の気品香る首里織、その魅力をぜひお手に取ってお確かめくださいませ。