銀座【帯6138】日本工芸会正会員 山岸幸一作 赤崩紬 八寸織名古屋帯(反端 証紙付)

銀座【帯6138】日本工芸会正会員 山岸幸一作 赤崩紬 八寸織名古屋帯(反端 証紙付)

経糸は茶鼠色をベースに練色を挟みながら、薄藍色に浅緋色、辛子色など様々な系統の濃淡色を用いた繊細な縞を、緯糸は同じお色目に裏葉色なども添えて、不規則な横段による幾何文が配された八寸織名古屋帯です。こちらは山形県米沢市赤崩にて、赤崩草木染研究所を主宰なさる日本工芸会正会員 山岸幸一さんの作品。染料となる植物の栽培、養蚕から始まり、本結城と同様の真綿からの糸取り、草木による糸染めに織りまでの全ての工程をご自身で行う山岸さん。大気も水も澄み透った真冬の厳寒期に最上川源流の清冽な水によって染め上げる、紅花による「寒染」の手法で良く知られた作り手さんですね。草木の色を纏った糸は思う色となるまで寝かせ、また染め重ね、繭から何年もの時間を経てようやく完成するという着物や帯。今回のご覧いただく帯も、藍に最上紅花、蘇芳、茜草など草木染、黄金繭色素染などを用いた、優しくともしっかりと芯のある豊かな彩りが見事な調和を見せています。程良い張りのある紬の八寸ですので、気温や体感により単衣や袷の着物に合わせてお使いくださいませ。ご紹介の難しい稀少なお品です。清らかな自然と共に在る暮らしが支える、極められた手仕事の世界。心洗われるような楚々とした美しさを、ぜひお手に取ってご覧くださいませ。