銀座【帯6167】冨田潤作 八寸織名古屋帯
銀座【帯6167】冨田潤作 八寸織名古屋帯
練色が近いでしょうか。黄みがやや強めの柔らかなオフホワイトに灰青色や茶褐色の段替わりを経絣で置いた、紬織の八寸名古屋帯です。それぞれニュアンスを感じさせるなシックな色のパーツは、経糸緯糸の細やかな色差や重なりによって仄かに揺らぎ滲んでゆくような表情が創られており、水彩を思わせる透明感。節だった紬糸の質感とも相俟って、実に趣豊かな世界が生まれていますね。シンプルでありながら、言語での表現がとても難しい色の景色がとても魅力的なお品。こちらは京都嵯峨の里山の自然に包まれた工房で絹や麻、綿に羊毛などの天然素材を用い、多彩な染織作品を制作なさる冨田潤さんの作品です。国際的に高い評価を受けている冨田さん、タペストリーやパネル、ラグなどのいろいろなかたちで表現されたその作品群は、世界各地の美術館にも所蔵されています。様々な手法を用い、独創的な染めが施された糸から生まれる奥深い絣の表情は、和の括りを飛び越えたモダンな洗練と共に、懐深い温かさを感じさせるもの。そのアーティスティックな存在感が紬や小紋などの装いを凛と引き立ててくれることと思います。ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。




