銀座【帯3009】西陣 河村織物製 絽綴八寸名古屋帯 鳩羽鼠色「百扇」(証紙付)

鳩羽鼠色が近いでしょうか、灰みの強い薄紫系の絽綴地に花木を詰めた扇を並べた夏の八寸名古屋帯です。こちらは手織りに拘った上質な帯づくりで知られる西陣の名門機屋・河村織物さんの作、優雅な古典意匠を上品な淡彩と金銀で表現したお品で、すっきりと洗練された景色やしなやかな締め心地に、高い技術を駆使した確かな仕事を感じますね。こちらのような綴れの帯は、八寸のかたちながら袋帯と同様にフォーマル性の高い装いにもお使い頂けます。単衣から袷時期を通して幅広い場面で重宝頂ける一点、ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。

この商品のONLINESHOPページを見る

銀座【帯3008】平山八重子作 吉野織 九寸名古屋帯 (未使用・証紙付・銀座もとじ畳紙付)

日本工芸会正会員として活躍なさる平山八重子さんの作品から、白茶色や亜麻色、黒橡色や樺色などが創る縞や微塵の格子を精緻な吉野織に挟んだ、端正な景色の九寸名古屋帯です。繊細な金糸の煌めきや蘇芳の赤が絶妙な配分で添えられており、紬織りの範疇をひらりと飛び越えた、格調高くエレガントな表情に圧倒されますね。光沢感のあるドレッシーな織りの着物や個性ある作家作品などとの相性は抜群ですし、どのような着物と…あれこれ試したくなってしまう、素敵な可能性を感じさせてくれます。現在活躍していらっしゃる紬織作家さんは、人間国宝・宗廣力三さんのご指導の下、郡上工芸研究所で学ばれた方が少なくありませんが、その方々の作品からは作家さん独自の卓越した才はもちろんのこと、厳しくも廉潔な生活の中で宗廣さんから受け継がれた、お仕事への誠実な姿勢が真っ直ぐに伝わってまいります。ご紹介の機会も少ないと思われる特別な一点、ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。

この商品のONLINESHOPページを見る

銀座【帯3007】西陣 川島織物製 本袋帯 (三越扱い)

練色と白藍色の横段暈かしを背景に銀糸のヱ霞、重ねて優しい水柿色の濃淡で松文が一面に配された本袋帯です。絹糸の光沢にのせた甘く清々しい彩りに金銀糸の輝きが上品な華やぎを添える美しいフォーマル帯、格高の小紋から訪問着などの社交着を、祝意に満ちた景色が晴れやかに引き立ててくれることと思います。こちらは西陣の老舗機屋・川島織物さんの作、上質な素材を用いて丁寧に製織されたお品ならではの締めやすさ、お太鼓の決まりの良さには定評がありますね。ぜひこの機会にお手に取ってご覧くださいませ。

この商品のONLINESHOPページを見る

銀座【帯3006】西陣 川島織物製 絽袋帯 白色 市松に秋草文

灰白色が近いでしょうか、極淡いサンドベージュ系の絽に様々な秋草が織り込まれた夏の袋帯です。涼やかな煌めきを放つ金糸が象る波と市松を背景に、桔梗や萩、菊花や撫子などの花々が妍を競うお品。どなたにも愛される古典的で繊細な美しさが夏の社交着を上品に、そして風情豊かに引き立ててくれることと思います。締め心地の良さやかたちの決まりやすさが際立つ西陣の名門機屋・川島織物さんの作、この機会にぜひお手に取ってご覧下さいませ。

この商品のONLINESHOPページを見る

銀座【帯3005】西陣 渡文製 洒落袋帯「波衣」(未使用)

西陣の老舗機屋・渡文さんの洒落袋帯です。亜麻色が近いでしょうか、穏やかなベージュ系の地に金糸を交えた繊細な織りで、エキゾティックな更紗花や装飾文が丹念に表現されています。こちらは「波衣」と銘されたシリーズで「結城紬と同じ技法でつむいだ紬糸を使用し、柘植櫛を用いて櫛掻き織りにした手織りの逸品」(渡文さんのHPより抜粋)、渡文さんの主たる商品として定評あるお品です。軽く薄手で程良い張りがありますのでとても締めやすく、真夏以外一年を通してお使い頂ける上に、裏面もシンプルな横段が配されたリバーシブルとなっています。贅沢な糸を用いて熟練の手技が創り上げた存在感のある洒落帯、紬や小紋などデイリーな装いにさらりと合わせて、洗練された大人の着こなしをお楽しみ下さいませ。

この商品のONLINESHOPページを見る

銀座【帯3004】生平麻地 染名古屋帯 葵に萩の図 (二部式)

ぱりっとした張りのある生平麻の地に、ゆったりと葉を広げる葵に萩を添えた染め帯です。大胆な構図や色数を抑えた表現に夏らしい生命力を感じさせるお品、強い陽差しに映えるきりりとした後ろ姿を創ってくれそうですね。こちらは現代的な感性に寄り添った素敵なものづくりをなさる京友禅の老舗・工芸きもの野口さんの作として入荷したもの。二部式の仕立てになっていますので、着付けを手早く済ませたいこれからの季節にも安心です。夏紬や上布、よそ行き浴衣などの装いにいかがでしょうか。

この商品のONLINESHOPページを見る