名門・川島織物さんの帯の底力 — 丹精をこらした逸品 vol.03

名門・川島織物さんの帯の底力

5月も半ばとなりました。あっという間に一年も折り返し地点と思うと慌ててしまいますね。
さて、川島織物さんといえば西陣でも龍村さんと双璧をなす名門です。現在ではインテリア・室内装飾品メーカーとしての顔もお持ちですが、やはりその原点は170年余の歴史を誇る帯の機屋さん。今も選び抜いた絹糸を用い、西陣最高峰の技術を駆使して製織される帯の数々は、その美しさに加え締め心地の良さにも評価が高く、多くの方から支持され続けています。
私共でも川島さんの帯を多数扱ってまいりましたが、密度の高い織りにも拘わらず、そのしっとりとしてしなやかな風合いにはいつも驚かされます。きゅっと締めた時の高い伸縮性やお太鼓のかたちの整い方、帯として実際に使用した時の快適さはやはり群を抜いていますね。特に古典美を知り抜いた川島さんのフォーマル帯は、重厚で気品ある華を備えながらもあくまで着物との調和が考慮されており、どのような場面でも安心してお使い頂けます。お目に留まるお品がありましたら、ぜひお試し下さいませ。

【帯2084】

金地に有職文、一歩抑えた色調に洗練を感じさせるフォーマル帯

【帯2063】

時代を越えて輝き続ける本金「加良錦」袋帯。 ご紹介の数も限られる逸品です。

【帯2057】

古典を知り尽くした老舗だからこその
正統派モダン。

【帯2035】

更紗花の帯は、同じくエキゾティックな個性ある着物を合わせても。

【帯2027】

振袖に合わせて変わり結びをしても、とても素敵ですね。

【K-3657】

おめでたい松竹梅の織名古屋帯。お正月やちょっとしたお祝いの席に活躍してくれそうです。

【帯1973】

金地に風格ある古典意匠。一生ものとしてお使い頂けます。

【L-2522】

クラシックな群鶴はおめでたいお席に。

【L-2490】

多色遣いの振袖や訪問着も、すっきりとまとめてくれます。

【帯1942】

はんなり明るい華のある彩りは、若い美しさを引き立てます。

【帯1772】

こちらも重厚華麗な盛装のための一点。振袖や訪問着に。

【K-2678】

クラシックな色遣いの丸文尽くしは、格調を備えつつもどこか小粋な風情

【K-2497】

紬地にふっくらと柔らかな質感のモール織り。大人のきちんと感を外さず、洒落味のあるカジュアルな装いをお楽しみ頂けますね。

【K-2197】

夏ならではの大胆な色柄が光る絽の名古屋帯は、気軽な街着に。

あなたはどんな川島織物をお選びになりますか。 どうぞお店でいろいろな帯を触ってみてくださいませ。

※2017年5月発行
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