「薩摩ボタン×室田志保 実演会&絵付け体験」
江戸末期に制作された薩摩ボタンは、当時の生活風景や花鳥風月などが繊細な絵付けで表現された美しい陶器のボタンです。精緻な絵付けはジャポニズム文化の一つとして欧米のコレクターにも高い評価を得ていました。一旦は作り手が途絶えた薩摩ボタンでしたが、平成17年にアトリエ「絵付ヶ舎・薩摩志史(さつましし)」によって復活し、ボタンの中の小さな宇宙、と讃えられる絢爛豪華な世界を現代に伝え続けています。
今回はアトリエ「絵付ヶ舎・薩摩志史」の主宰である薩摩ボタン作家 室田志保さんをWANOIROHA世田谷店にお招きし、実演販売および絵付け体験会を開催いたします。
体験会では、当日ご自身で絵付けをして頂き、後日アトリエで焼成し、帯留め・リング・ペンダント・タイタックピンの中からご希望の形に仕上げてお届けします。繊細な薩摩ボタンの世界、この機会に体験してみませんか。
ご要望に応じて、お好みのイメージで受注制作を作家へ直接依頼することも可能です。なお、作家在廊時間は両日共に13:00〜17:00となりますのでご了承くださいませ。(当日販売商品は2万円程度から取り揃えております。受注制作品の価格は作家へご確認ください。)
※イメージは「TVOテレビ大阪」ホームページより
薩摩ボタン作家・室田志保さんが、
4月19日(木)21時放送の「和風総本家」(テレビ東京系列)「はじめてのニッポン 鹿児島編」に出演されます。ぜひご覧下さいませ。番組紹介はコチラ→ http://www.tv-osaka.co.jp/ip4/wafu/
室田志保さんは、鹿児島の歴史と伝統が詰まった薩摩ボタンに魅せられた一人。志保さんと薩摩ボタンとの出会いは、薩摩焼窯元で働いていた頃に見た一冊の雑誌だったと言います。その後、イタリアフィレンツェへの短期留学や金沢国内留学などを経て、平成17年、大野地区(大野原)にアトリエ「絵付ヶ舎・薩摩志史(さつましし)」を構え、現代に 合った薩摩ボタンとして復活しました。
ホームページ 「薩摩志史」http://satsuma.cc/
室 田 志 保 Murota - Shiho
- 1975
- 鹿児島県生まれ
- 1995
- 白薩摩焼窯元 絵付け部入社
- 2004
- 鹿児島県青年会議所の海外留学派遣事業留学生に選ばれ『薩摩焼をインテリアに取り込む』のテーマでイタリアフィレンツェに短期留学
- 2005
- 白薩摩焼窯元 絵付け部退社 (10年勤務)
- 2005
- 制作用アトリエを、鹿児島県大隅半島(日本のフロリダ)大野原にアトリエを構える
- 2007
- 初個展(ギャラリービーンズ)
- 2009
- 日本ボタン大賞展 審査員特別賞 優秀賞 受賞
- 2012
- 5 artistes de SATSUMA 参加 フランスパリ
- 2012
- 鹿児島銀行文化財団賞 受賞
- 2015
- 銀座松屋 さつまunit 参加
- 2015
- アメリカボタン祭典@Manchesterで展示 National Button Society参加
※こちらのイベントは終了いたしました
絵付け体験レッスン
ご参加費 4,000円(税込)
※材料費や焼成・加工代も含みます
開催場所:きもの青木 WANOIROHA世田谷店
- 4月20日(金)
Aクラス 13:00〜14:00※満員御礼
Bクラス 14:30〜15:30 ※満員御礼
- 4月21日(土)
Aクラス 13:00〜14:00※満員御礼
Bクラス 14:30〜15:30※満員御礼
完全予約制(各回定員4名様)
※作家がご用意する図案からお選びいただくか、2cm径の丸型サイズの簡単なデザイン画(三色程度で収まるもの)をご自身でご用意いただきます。 ※絵付け後、加工を施して約1ヶ月後にWANOIROHA世田谷店にて完成品をお渡しいたします。 ※手ぬぐい、エプロン、お着物の方は割烹着など、汚れても問題のない格好でご参加くださいませ。 また非常に細かい作業となりますので、必要に応じて老眼鏡などご準備ください。
参加ご希望の方は、
メールかお電話にて参加希望の開催店舗宛てにご連絡くださいませ。
レッスン名・お名前・ご連絡先電話番号・ご希望クラス(第1希望・第2希望)の明記をお願いいたします。
TEL:03-6413-6044 (WANOIROHA世田谷店)
メールは コチラ